こんにちは!
最近は副業が当たり前になりつつあるなか、「Webマーケティング」という言葉も聞かれたことがあるのではないでしょうか。
ではWebマーケティングとはそもそもなんなのか?
Webマーケティングとは「Webを活用し、モノやサービスが売れる仕組みをつくること」です。
経営学者のフィリップ・コトラーはマーケティングの定義を「どのような価値を提供すればターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生みだし、顧客にとどけ、そこから利益を上げること」としています。
つまり考えるべきは、会社であればその商品にどのような価値があるのか?、個人であれば自分のサービスや発信どのような価値があるのか?ということです。
よく「Webマーケティングを使って自分を売り込もう!」みたいなことが言われていたりしますが、果たして自分を知ってもらうことがゴールなのでしょうか?
答えはNoです。
いくら自分が有名になってもそこから収益化に繋がらなければ全く意味がありません。
そのためにもゴールまでの道筋を戦略立案していく必要があります。
実際にマーケティングの戦略立案するうえで重要なのが、
「どんなプロダクトを?」
「誰に対して?」
「どのような手段で?」
を明確にすることです。
私のクライアントの担当者さんにお話を伺うと、よく「会社に言われたからなんとなくSNSの発信をやっている」といった声を聞きます。
そういう会社さんのブログやSNSを見てみると、担当者さんのお昼ごはんの情報や、会社のサービスとはかけ離れた情報が多く、その会社の特色やサービスのことが全くわからないことが多いです。
それでは「ただ運用している」だけで、Webマーケティングに取り組んでいるとは到底言えません。
ちゃんと自分のこと、サービスの特徴がお客さんに伝わるように意識しましょう。
●どんなプロダクトを?
「まずは己を知れ」が非常に重要です。
自分の商品・サービスがどういったものなのかを分析し、お客さんにどのような価値提供ができるかを考えます。
モノやサービスが溢れかえっている現代において、他の人と差別化するのは難しいかも知れませんが、あなたにしかできないことが必ずあるはずです。
例えば私の場合は、「未経験からマーケティングを勉強してきた経験から、初心者の目線でマーケティングについて語ることができる」ことや、「ブログ、SNSを専門に扱ってきた経験から、法人・個人両方のマーケティングについて知見がある」ことは自分にしか出せない価値だと思っています。
自分のことはなんとなく理解しているように思いがちですが、今一度分析してみてください。
●誰に対して?
これは文字通りターゲットを誰に設定するかということです。
どれだけいい商品やサービスでも、届ける相手を間違えてしまうと一気に価値が半減してしまいます。
このブログはマーケティング初心者の方を対象にしていますが、私と同じような同業の方に言っても、「知ってるよ!」と言われてしまい、価値を感じていただけません。
そのためにもしっかりとターゲットを設定しましょう。
ターゲット設定するために「ペルソナ」というものを決めるのですが、長くなるので今度詳しく取り上げようと思います。
●どのような手段で?
発信するための手段もまた重要です。
最近はブログだけでなく、InstagramやTwitterなどのSNS、YouTubeやTikTokといった動画など、発信方法は様々です。
ブログやSNSなど、それぞれ届く相手が若干違ったりします。
誰にどんな情報を届けたいかを考え、それに合った媒体を選択して発信するようにしましょう。
これも媒体別にどんな情報がマッチしているかを取り上げようと思います。
まとめ
「Webマーケティング」という言葉があらゆる場面で使用されるようになってきましたが、結局は「売れる仕組みを作ること」がマーケティングの全てです。
ただ自分を売り込むだけでなく、売り込むのは手段として、どのように収益化する仕組みを作るかを考えて行動するようにしましょう。